2007年4月12日木曜日

ジニア(百日草)


ジニア(Zinnia)は、キク科の属のジニア属の総称で、日本では「百日草」(ヒャクニチソウ)の名前で知られています。
花色・花の形なども豊富で、開花期間も長く、古くから花壇用や仏花用に作られているそうです。
花径が10cmを超える大輪から5cmくらいの小輪まであるそうです。
今出回っている品種はほとんどが八重咲きで、さじ弁で重ねの厚い八重咲きになるダリア咲き、管弁のカクタス咲き、半球形になるポンポン咲き、一重咲きで、管状花の先が弁化するアネモネ咲きなどの品種があるそうです。
また、観賞植物としては非常に珍しい、淡緑色の花をつけるエンヴィenvyと言うダリア咲きの品種があるそうです。

コスモス


コスモス(Cosmos)は、キク科コスモス属の総称で、秋桜とも言います。
秋に桃色・白・赤などの花を咲かせ、花は本来一重咲きだが、舌状花が丸まったものや、八重咲きなどの品種が作り出されているそうです。
本来は短日性植物だが、6月から咲く早生品種もあるそうです。
原産地はメキシコの高原地帯。
18世紀末にスペインマドリードの植物園に送られ、コスモスと名づけられたそうです。
日本には明治20年頃に渡来したと言われているそうです。
日当たりと水はけが良ければ、やせた土地でもよく生育します。
景観作物としての利用例が多く、河原や休耕田、スキー場などに植えられたコスモスの花畑が観光資源として活用されているそうです。
花言葉は『少女の純真』

ケイトウ


ケイトウ (鶏頭、学名:Celosia argentea) はヒユ科の一年生植物だそうです。
夏から秋にかけ、赤・桃色・黄色などの花穂ができます。
その形状がニワトリの鶏冠(とさか)に似ていることからこの名がついたそうです。
花期は6月から9月頃。
原産地はアジア、アフリカの熱帯地方と推定され、日本には古くに渡来したそうです。
花の色は原種では赤だが、さまざまな色の園芸品種があります。
栽培にあたっては移植を嫌うので直蒔きがよいでしょう。
羽毛ケイトウ、久留米ケイトウ、トサカケイトウなどの系統があるそうです。

カルセオラリア


カルセオラリア(Calceolaria)は南米、ニュージーランドなど原産のゴマノハグサ科の多年草または低木で、200種ほどあり、花を観賞するために栽培されているそうです。
キンチャクソウ(巾着草)ともいい、これは花弁の下側が袋状になっているのを巾着に例えたそうです。
カルセオラリアもラテン語で小さな靴(スリッパ)の意味があるそうです。
特に雑種起源のC. X herbeohybrida がよく栽培されているそうです。
花色は赤、黄色など。
日本では普通、秋蒔き一年草として扱い、春に開花します。
カルセオラリア属はゴマノハグサ科の他のグループと系統が大きく異なるとされ、新しいAPG植物分類体系では他の2属とともにカルセオラリア科(Calceolariaceae)とされているそうです。

インパチェンス



インパチェンス(Impatiens)とはツリフネソウ科の植物です。
別名アフリカホウセンカ(学名Impatiens walleriana、シノニムI. sultanii)。
花を観賞する園芸植物です。
開花期間が長く、初夏から秋にかけての夏の花壇材料として利用される。
また日陰でも花を咲かせるので、日陰のガーデニングでは重宝されているそうです。
一年草であるが、こぼれ種でも増えるほどの増殖力があるそうです。

アゲラタム

アゲラタム(Ageratum)はキク科カッコウアザミ属の園芸植物の相称だそうです。
戦前から栽培されていたのは、和名を「かっこうあざみ」というconyzoides種だったそうですが、現在栽培されているのは、ほとんどが和名を「おおかっこうあざみ」というhoustonianum種だそうです。
メキシコ原産の半耐寒性常緑多年草または亜灌木だそうですが、園芸上は春播き一年草としているそうです。
草丈は、F1(一代交配種)の矮性種で15~20cm、切り花用種や四倍体の「ブルーミンク」などは、70cmくらいになるそうです。
全草に粗い毛が生えていて、茎は直立、根元からよく分枝し、匍匐状になることもあるそうです。
葉は直径10cmくらい、ほぼ円形で対生するそうです。
花は、1cm位の頭花が円錐状に十数輪またはそれ以上まとまって咲くそうです。
花の色は、明るい青紫が基本ですが、白やうす桃色の品種もあり、最近かなり濃い紅色のものも出ているそうです。
微細種子なので、タネは丁寧に播くようにするとよいでしょう。
苗ものは4月にはいると売り出されるが、これは1月か2月に温室で播いたもので、一般家庭で播く場合は、ソメイヨシノが散り始めた頃がいいでしょう。
花壇に定植する時は、比較的排水の良いところを選ぶようにしましょう。
肥料、特に窒素肥料が多いと、葉はよく茂るが、花数が少なくなるので、肥料は控えめにしたほうがよいそうです。