2007年4月12日木曜日

アゲラタム

アゲラタム(Ageratum)はキク科カッコウアザミ属の園芸植物の相称だそうです。
戦前から栽培されていたのは、和名を「かっこうあざみ」というconyzoides種だったそうですが、現在栽培されているのは、ほとんどが和名を「おおかっこうあざみ」というhoustonianum種だそうです。
メキシコ原産の半耐寒性常緑多年草または亜灌木だそうですが、園芸上は春播き一年草としているそうです。
草丈は、F1(一代交配種)の矮性種で15~20cm、切り花用種や四倍体の「ブルーミンク」などは、70cmくらいになるそうです。
全草に粗い毛が生えていて、茎は直立、根元からよく分枝し、匍匐状になることもあるそうです。
葉は直径10cmくらい、ほぼ円形で対生するそうです。
花は、1cm位の頭花が円錐状に十数輪またはそれ以上まとまって咲くそうです。
花の色は、明るい青紫が基本ですが、白やうす桃色の品種もあり、最近かなり濃い紅色のものも出ているそうです。
微細種子なので、タネは丁寧に播くようにするとよいでしょう。
苗ものは4月にはいると売り出されるが、これは1月か2月に温室で播いたもので、一般家庭で播く場合は、ソメイヨシノが散り始めた頃がいいでしょう。
花壇に定植する時は、比較的排水の良いところを選ぶようにしましょう。
肥料、特に窒素肥料が多いと、葉はよく茂るが、花数が少なくなるので、肥料は控えめにしたほうがよいそうです。

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